おひとりさまの備え
生きても、その先も。あなたの“地図”をつくる
入力はこの端末の中だけに保存され、外部に送信されません。少しずつ、思い出したときに足していけば大丈夫です。
① 情報の保管庫
「どこに・何が」あるかを書いておくと、いざという時にあなたや託す人が探せます。
★保険は特に大切。もしもの時、託す人がここから保険を見つけて請求漏れを防げます(受け取れるはずの保険金を取りこぼさない)。
パスワードそのものは書かず、「どこに・どう取り出すか」を書くのがおすすめです。
①-2 緊急時の「自分の取説」(医療)
倒れた時・入院時に、これを見せれば周りがすぐ対応できます。生きている間にも役立ちます。
② デジタル終活(SNS・サブスク・アカウント)
スマホの中の“デジタル遺品”。残すか・消すか・誰に託すかを決めておくと、トラブルを防げます。
※ここにもパスワードそのものは書かず、「ありか・取り出し方」を。
生前にできる“もしも設定”(各サービスの公式機能)
・iPhone(Apple):「故人アカウント管理連絡先」を設定 → 信頼できる人が、もしもの時にデータにアクセスできる(設定 > 自分の名前 > サインインとセキュリティ)。
・Google:「アカウント無効化管理ツール」 → 一定期間(3〜18か月)使わないと、指定した人へ通知・データ共有、または自動削除(無料)。
・Facebook / Instagram:「追悼アカウント管理人(レガシー連絡先)」を指定、または死後の削除を予約。
・X・LINE 等:多くは家族からの削除申請。生前にIDと「残す/消す」希望を残しておく。
設定できたものにチェック(あなたの“備えメーター”が進みます)
③ 意思の記録
あなたの希望を残しておくと、託された人が迷わず動けます。
③-2 声で残すメッセージ(想いの手紙)
大切な人へ伝えたいことを、声で残せます。文字が打ちにくい方は、入力欄をタップして、キーボードのマイク 🎤 を押して話すと、声がそのまま文字になります。書いた内容は引き継ぎパックに印刷できます。
※これは想いを伝える「手紙」です。法的な遺言ではありません(正式な遺言は専門家へ)。複数の方へ、それぞれ残せます。
「話して文字にする」は、入力欄をタップしてから押すと、その欄に文字が入ります。
※この文字起こしはスマホの音声認識を使うため、その間だけ声が端末の音声サービスを通ります。気になる方は、下の録音か、キーボードのマイクをお使いください(iPhoneでは、入力欄のキーボードにあるマイクが確実です)。
録音はこの端末の中だけで行われ、外部に送られません。録音したら保存で音声ファイルを書き出し、引き継ぎパックと一緒に託す人へ渡してください。
④ 誰に託すか(生前〜死後の備え)
子のいない世帯では、ここが最も大切です。生前と死後では“効く契約”が違います。準備できたものにチェックを。
― 生きている間の備え ―
― 亡くなった後の備え ―
これら5つの契約を組み合わせると、生前から死後まで切れ目なく備えられます(士業の標準的な進め方)。正式な効力は専門家と作る書類に持たせ、このアプリはその在りかとあなたの意思を記録して“地図”にする役目です。法的・税の判断は弁護士・司法書士・公証人・税理士へ。
⑤ 次の一歩(相談の準備)
チェックした備えは、専門家と進めます。相談先の目安はこちらです。
・遺言・相続・もめごとの心配 → 弁護士/司法書士
・死後事務委任・任意後見・財産管理・見守り → 司法書士・行政書士・弁護士
・相続税や贈与の試算 → 税理士
・まず無料で相談したい → 各士業会の無料相談・法テラス・お住まいの自治体の終活相談窓口
※このアプリは(弁護士への)紹介手数料を受け取りません。あなた自身が選んだ専門家に、整理した内容を持参する形です。だから中立で、安心して使えます。
⑥ もしもの引き継ぎ(鍵の渡し方)
いちばん大事なのは、もしもの時に“どれだけ速く”託す人がこの地図にたどり着けるか。それは生前の準備で決まります。
もしもの時の速さの目安
・準備してある(鍵を託す・もしも設定済み・印刷を渡してある)→ 数分〜数日でアクセスできる。
・準備していない → スマホはロックで開けず、正規ルートでも数週間〜数ヶ月。最悪、取り出せないことも。
できたものにチェック(“請求してすぐ支払われる保険”にするための準備)
⑦ つながる先(必要なときに)
このアプリは“地図”。実際の手続きは、信頼できる先につなぎます(自分で選べます)。
・家を売る・貸す → 不動産の一括査定/地域の不動産会社(生前に相場だけ知るのも◎)
・葬儀・お墓 → 葬儀社の事前相談・定額プラン(生前に決めると割引のことも)
・保険の見直し・請求 → 保険の相談窓口/FP(請求漏れ・保障の過不足を確認)
・お薬・通院 → お薬手帳アプリ(家族の薬もまとめて管理・服薬アラーム)
・見守り → 自治体・地域包括支援センター/民間の見守りサービス
・遺言・死後事務・相続・税 → 弁護士・司法書士・行政書士・税理士(⑤の相談先を参照)
※このアプリは中立で、弁護士への紹介手数料は受け取りません。最終判断は各専門家と一緒に。
この印刷を、託す人に渡す/公正証書遺言・死後事務委任契約と一緒に保管しておくと、もしもの時すぐ動けます。
自宅にプリンターがない方へ:印刷画面で「PDFとして保存」を選び、そのPDFをコンビニのネットプリント(セブン-イレブン「ネットプリント」やローソン・ファミマ「ネットワークプリント」アプリ)に登録すると、発行された予約番号でお店のコピー機から印刷できます。スマホからでも紙にできます。